【京都牝馬S】快速イベリスが逃げ切り勝ち 酒井「ハナを主張していく作戦でした」

後続を抑え逃げ切ったイベリス(左)

20日、阪神競馬場で行われた牝馬限定重賞・GⅢ京都牝馬ステークス(4歳以上、芝内1400メートル)は、酒井学騎手騎乗の3番人気イベリス(牝5・角田厩舎)が逃げ切ってアーリントンカップ以来、1年10か月ぶりの勝利を決めた。2着には福永騎手騎乗の5番人気ギルデッドミラー、3着には団野騎手騎乗の9番人気ブランノワールが入った。

手綱を取った酒井騎手は「ハナを主張していく作戦でした。勢い良く行き過ぎても脚がなくなるし、ため過ぎて瞬発力勝負にするのも良くないと思ったので、(ペースを)考えながら。意外に追いかけて来る馬もおらず楽なペースでした。直線もしっかり反応してくれました」とマイペースで運べたことを勝因に挙げた。

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