新型コロナウイルス感染症を巡り、川崎市は20日、10代~90代の男女36人の感染が新たに確認されたと発表した。感染経路不明は11人だった。軽症24人、無症状11人、中等症1人で、市内の感染者は累計8293人となった。
利用者2人の感染が判明していた同市宮前区のデイサービス施設では、新たに40代の男性職員、50代、70代、80代の利用者5人の感染が判明し、感染者は計8人となり、市は新たなクラスター(感染者集団)と認定した。
医師ら計5人の感染が判明し、クラスターが発生していた市立井田病院(同市中原区)では新たに50代の女性看護助手と、80代、90代の男女の患者5人の計6人の感染が判明した。病院関係の感染者は計11人となった。
年代別では、40代が7人と最多で、20代と80代が6人、50代と70代が4人、30代と90代が3人、10代が2人、60代が1人だった。
市によると、感染経路が確認されているのは、陽性者との接触が19人、家庭内は6人だった。