ヘッドから「喝」だ! 巨人の元木大介ヘッドコーチ(49)が20日、この日行われた日本ハムとの練習試合(那覇)で貧打に終わった打線へ、檄を飛ばした。
17日の中日戦、18日の広島戦と打線が沈黙を続けただけに「今日こそは」と臨んだ一戦だったが、思いは届かなかった。主力選手の多くが外れた日本ハムを相手に、9回二死まで無安打と、あわや〝ノーノーリレー〟を食らいかけたG打線。石川が古巣相手に意地の適時打を放ち、なんとか屈辱は免れたものの、多くの課題が残った。
試合後、沈んだ様子で報道陣の前に姿を現した元木コーチ。「何か覇気が感じられない。みんな一生懸命やってるけど、何かやっぱり悔しさを忘れたのかなという気もするし、自分たちで何とかしようという気持ちが伝わってこない」と、厳しい評価を口にした。
「打開策は選手には言ってるけどね。振って結果出すだけって。結果出すために何をするべきか。人より振らないといけない。『自分たちで隠れて振ってるのか』とか、そういうのも必要だと思うし」。軍曹の熱い思いは、果たして実るか――。