【Vリーグ】勝った!ヴィクトリーナ姫路がV1残留

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■V・ファイナルステージ/2月20日 

姫路3-2トヨタ車体
(35-33,19-25,25-20,19-25,15-10)

涙をぬぐうヴィクトリーナ姫路13田中咲希 /(c)V.LEAGUE

女子バレーボールVリーグ1部(V1)レギュラーラウンド12位のヴィクトリーナ姫路は2月20日、茨城県日立市で行われたファイナルステージ(9~12位の最終順位決定戦)に出場。
V1残留を懸けて9位トヨタ車体クインシーズと戦い、フルセットの末、勝利した。

姫路は最終10位以上が確定。V1残留を決め、2年連続の入れ替え戦出場を免れた。

■壮絶な戦い

第1セット、序盤からリードしていた姫路は終盤に追い付かれデュースとなった。
姫路は、レフトからキャプテン貞包と孫田、ライトからサウスポー田中がスパイクを決め、再三セットポイントを握るが、トヨタ車体も必死で粘り、デュースが繰り返された。

(左から)13田中咲希、1貞包里穂、14佐々木千紘 /(c)V.LEAGUE

そして9回目のセットポイントで田中がスパイクを打ち込み、37分間に及んだ第1セットを先取した。

このあと双方が交互にセットを奪い合い、セットカウント2-2で最終セットを迎えた。

■勝ち切った!

姫路は今季、フルセットに持ち込んでも最終セットを落として敗れるケースが目立ったが、この日は違った。

第5セット立ち上がりから荒谷がクイックやスパイクを連続して決め、姫路がリズムをつかんだ。
ポイント10-9から荒谷が2本のブロックを決め、最後は貞包が連続スパイクで試合を決めた。

12孫田菜奈 /(c)V.LEAGUE

日本代表のベテラン荒木を擁するトヨタ車体はブロック16本を決めたが、姫路のアタッカー陣は逃げずにコースを打ち分けた。

田中が23得点、貞包が16得点、荒谷はブロック7本を決め、欠場した松本の代わりに先発した孫田も15得点と奮闘した。

試合後のインタビューで田中は、「きょうは全員の力で勝ち切って…」と言いかけて絶句。
涙をぬぐいながら「嬉しいです」と声を絞り出した。

■緊張感を楽しんだ

就任1年目の姫路・中谷宏大監督は、「選手、スタッフ、フロントの全員が、もがき苦しみながら、できる限りの準備をしました。そして、自分たちの力で勝利をたぐりよせてくれたことを本当に嬉しく思うとともに、皆に感謝したいと思います」とコメント。

勝利したヴィクトリーナ姫路

キャプテン貞包は、「(第3セット途中に)交代して、コートのみんなが頑張っているのを見ていました。第5セットでコートに戻った時、緊張感を楽しもうと思えました。力を出し切って勝てたことが素直に嬉しいです」と語った。
(浮田信明)

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