リバプール MF南野拓実の移籍金を約13億3000万円に設定か

完全移籍の可能性も出てきたMF南野拓実(ロイター)

イングランド・プレミアリーグのリバプールが、今夏の移籍市場に備えて日本代表MF南野拓実(26=サウサンプトン)の移籍金を設定したようだ。

南野は今冬の移籍市場で出場機会を求めてサウサンプトンに今季終了まで期限付き移籍。新天地デビューとなった6日のニューカッスル戦でいきなりゴールを決める活躍を見せるなど、評価を上げている。

そうした中でスペイン1部の強豪セビリアが今夏に完全移籍での獲得に乗り出す可能性が浮上し話題を集めているが、英紙「サン」は19日に「レッズ(リバプール)がこの夏に、南野を900万ポンド(約13億3000万円)で売却する可能性がある」と報道。リバプールが昨年1月に南野を獲得した際には725万ポンド(約10億7000万円)の移籍金だったこともあり“利益”が生まれる900万ポンドならば交渉に応じる準備があるというわけだ。

もちろん今後の活躍次第では移籍金相場の高騰や、リバプールに戻ってレギュラー争いに加わる可能性も出てくる。新天地での残りシーズンは、自らの価値を上げるための戦いとなりそうだ。

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