【大相撲】朝乃山が合同稽古で阿武咲、明生を指名「同世代で切磋琢磨したい」

阿武咲と相撲を取る朝乃山(中央右)(代表撮影)

大相撲の合同稽古初日が20日、東京・両国国技館の相撲教習所で行われた。大関朝乃山(26=高砂)は幕内明生(25=立浪)、幕内阿武咲(24=阿武松)と相撲を11番取って8勝3敗。納得できない部分もあったようで「相撲は雑だったので、しっかり直して。自分の型をもって稽古していきたい」と語った。

合同稽古の参加は初場所前に続いて2度目。3月場所(3月14日初日、東京・両国国技館)に向けて、精力的に汗を流す朝乃山は「普段できない人と稽古ができる。自分の部屋には幕下以下しかいない。こういう機会はやってみようと思って」と話す。

一方、稽古で2人を指名した理由は「同世代ですし、来場所も当たる地位にいると思いますし、切磋琢磨(せっさたくま)していきたいという気持ちで」と説明。続けて「自分の相撲が雑ということは相手に攻められているということ。なかなか右四つになれないということが分かった」と課題を挙げた。

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