イングランド・プレミアリーグのサウサンプトンの日本代表MF南野拓実(26)が20日のチェルシー戦で先制ゴールを奪い、連敗ストップに貢献した。
3試合連続で先発出場した南野は前半33分、MFムサ・ジェネポ(22)からのスルーパスに絶妙なタイミングで抜け出すと、相手のGKエドアール・メンディ(28)の動きを冷静に見極めてフェイントを入れながら右足でゴール左隅へ冷静に決めた。強豪チェルシーを相手に千金弾を決め、プレミアリーグのトップレベルでも通用する実力を証明した。
南野は後半31分に途中交代するまで奮闘。チームはその後に追いつかれて1―1の引き分けに終わり勝利こそ逃したが、連敗を6でストップした。
チェルシーは直近の公式戦で5連勝をマークしていた難敵だったが、そんな相手に対する南野の一撃がチーム浮上のキッカケになりそうだ。