土田晃之 『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』ヒットの不思議を語る「マンガを読んでる側からすると…」

21日放送の『土田晃之 日曜のへそ』(ニッポン放送)で、お笑いタレントの土田晃之が、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のヒットがなぜすごいかについて語った。

番組では、オープニングの挨拶で土田が、最近の週間興行収入ランキングで『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』の順位について話していた。

同作は昨年の10月16日の段階で、興行収入が324億円を突破し、邦画・洋画を合わせた国内歴代興行収入ランキングトップに立ち、現在も上映を続けている。土田は「今どうなってるか知ってますか。今公開から結構経ってるじゃないですか、まだ3位っすよ。すごくないですか?」とコメント。

土田は、たまたま『王様のブランチ』(TBS系)を見ているときにそのランキングを確認したらしく「鬼滅どうなったんだろう。さすがにやってないのかと思ったら3位ですよ」と驚いた様子だった。

そこから話は、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』のストーリー構成に及ぶ。土田は「あの映画って不思議だなぁと思うのが、昔、俺らが子供の頃だと、『キン肉マン』だったり『キャプテン翼』でもそうだけど、『東映まんがまつり』的な感じでね、映画やると、全くオリジナルのストーリーやるじゃない?」と今までの週刊少年ジャンプ掲載作品の劇場作品に関しては、殆どがオリジナル脚本のアニメ映画だったと説明した。

しかし、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』に関しては地上波でアニメ放送した続きという、単純に原作に則したものになっており「ファンというか我々普通にマンガを読んでる側からすると、『煉獄さんのあのくだりでこうなるんだね』と知ってるのに、あんだけ観に行くってやっぱすごいんだよ」とオチを知っている人が多いにも関わらず、大ヒットしたすごさに言及した。

なお、原作の単行本は全て購入している土田だが、『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』を観ていないそうだ。なぜ観に行かないかについては「たぶんだけど、泣いちゃうから(笑)」と映画館で泣くのは自身のキャラに合わないからだと説明し、「だから、テレビでやるのを待ってて」と話したのだった。 

ちなみに、土田は歳をとった影響か、最近は涙もろくなり、スタジオで再現VTRなどを確認してるだけでも涙が出そうになるとのことで、「ワイプで抜かれてるときに号泣するのもあれだなと思って、ものすごい勢いでももを叩いたりしてるから」と必死にこらえていると明かしたのだった。

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