中日・根尾が今季初打点 正遊撃手争いへ「攻める気持ちを前面に」

バットを折られながらも二塁への適時内野安打をもぎ取った根尾

中日の根尾昂内野手(20)が今キャンプ初めてタイムリーを放った。

21日の日本ハムとの練習試合に「9番・遊撃」で先発出場。3点を追う5回二死一、三塁の2打席目で3番手・秋吉の内角への変化球を強振すると詰まってバットが真っ二つに折れてしまった。打球は二塁へのボテボテの当たりとなったが、全力疾走で一塁まで駆け抜けると内野安打となり、今季初打点をマークした。

結局、この日は3打数1安打。これで実戦5試合で17打数6安打で打率3割5分3厘と好成績をキープし、正遊撃手獲りへ猛アピールを続けている。

「引っ張れる球を引っ張れるようになってきていますし、(13日のDeNA戦で)3本打ったときより内容は良くなってきていると思う。少しずつ良くなってきているのでこれを継続していきたい。攻める気持ちを前面に出していきたい」と手応えをつかんできている様子だ。

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