全九州高校新人ラグビー 長崎南山 全国ならず

【1回戦、読谷―長崎南山】後半、攻め上がる長崎南山の選手たち=湯布院スポーツセンターグラウンド

 ラグビーの第43回全九州高校新人大会第2日は21日、大分県由布市の湯布院スポーツセンターグラウンドで1回戦残り4試合が行われ、長崎第2代表の長崎南山は読谷(沖縄1位)に19-20で敗れ、5枠の全国大会(3月24~31日・埼玉)出場権獲得はならなかった。
 読谷-長崎南山は、読谷が前半2分に先制トライを挙げたが、長崎南山も8分にラックサイドを突いたプロップ桂木のトライ(ゴール)で逆転。その後、長崎南山が2トライ(1ゴール)、読谷が1トライを奪い、長崎南山の9点リードで前半を折り返した。後半は長崎南山がミスで流れをつかめない中、読谷が12分にトライを返して4点差に迫ると、ノーサイド間際のラストワンプレーでトライを決めて逆転勝ちした。
 読谷のほか、高鍋(宮崎1位)、大分東明(大分1位)、佐賀工(佐賀1位)が8強入りした。
 最終日は22日、同グラウンドで準々決勝4試合を実施。長崎第1代表の長崎北陽台は専大玉名(熊本1位)と対戦する。ここで勝った4校は全国大会出場が確定。敗れた4校の中から、第5代表1校を高校委員会が選出する。

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