22日(月)午後は、春を通り越して、初夏の陽気となる所がありそうだ。ただ、この暖かさはきょうまでで、あす23日(祝・火)以降は気温が下がり、週末にかけて北日本を中心に風の冷たい日が多くなる見込み。今週は、気温の落差に注意が必要だ。
気温 5月並みの所も
22日(月)も東・西日本は暖かい空気に覆われて、朝から気温が高くなっている。すでに20℃を超えている所があるが、昼過ぎにかけてさらに気温が上がる見通し。予想最高気温は、大分で24℃、東京や静岡、福岡で23℃など、5月中旬~下旬並みの陽気となる所がありそうだ。ただ、気温の上がる地域は空気の乾燥が進むため、火の取り扱いに注意が必要となる。
きょうは北日本でもこの時季としては気温が高めだが、北海道は今夜にかけて太平洋側でも雪の降る所が多い見込み。本州の日本海側でも前線の通過に伴い、今夜以降は雨や雪の降る所が多くなり、次第に気温が下がってきそうだ。
23日(祝・火)気温下がる
23日(祝・火)は寒気の影響で、北陸から北の日本海側で雪や雨となり、北日本はふぶく所がある見込み。全国的にきょうより気温の下がる地域が多く、北陸は10℃以上も低くなる所がある予想だ。太平洋側はまだこの時季としては気温が高めだが、北寄りの風が吹いて、日中はきょうほどの暖かさはない見込み。
2月らしい気温 天気変化早い
24日(水)以降は、北日本を中心に風の冷たい日が多くなりそうだ。関東など太平洋側でも、26日(金)ごろは雨雲がかかる予想で、冷たい雨の所が多くなる見込み。週の後半は天気が小刻みに変化するため、次の週末に安定した暖かい晴天を望むのは難しくなりそうだ。なお、3月1日(月)は風が強まり、全国的に荒れた天気となる可能性がある。
(気象予報士・高橋和也)