冬の銀山温泉へ日帰りで行く方法とカメラ用フィルター試しとプレゼント企画

By 武田編集長@CLIP山形

夏場と違った冬の銀山温泉日帰り旅行について、少しだけ記載してみる。

日帰り用駐車場は使えない

2020年は全く雪が降らなかったけど、2021年は全く違ってドカ雪だった。いつもの日帰り旅行者向け共同駐車場は利用できなくなり、大正ろまん館に駐車して「銀山温泉バス」で温泉街へ向かう。

銀山温泉バスについて

定期運行バスのように時間が決まっておらず、ボタンを押して呼ぶ「呼出型バス」になっている。

料金は乗車時に支払い、チケットを受け取る。1日乗り放題で、どこで何回乗っても降りてもいい。

基本情報

料金:当日限り300円(一律1名)、小学生以下無料、乗り放題
営業時間:8時30分~18時30分(大正ろまん館は9時~17時)
冬季営業時間9時~18時(大正ろまん館は9時~17時)
乗降場所:大正ろまん館、共同駐車場、銀山荘、銀山温泉街入口
備考:雪の影響で銀山荘から温泉街まで運休の場合あり

※今回(2021年2月)も雪の影響で銀山荘から歩いて温泉街へ向かうことになった。共同駐車場から歩くのと、距離はさほど変わらない。

注意

冬季営業時間は18時までで、5分程度遅れたら帰りは乗る事ができなかった。

仕方なく「ろまん館」まで15分程度暗闇の中、歩いて帰るハメになった。

夜の撮影を粘りすぎて遅くなるとひどい目にあう。

温泉街

平日というのもあって、やはりというか当然ながら歩いている人はまばらで、見かけるのは雪下ろしの人たちくらいだった。

傘フェチにはいい光景が一度だけあったかな。

温泉街入り口にある野川豆腐屋前の屋根付き飲食スペースでバッグからカメラを取り出してセットする。

今回試す「ブラックミストNo.05」をレンズ前に装着し、早速スナップしに向かう。

BLACK MIST No.05

ここから急に話が変わります。

2020年に発売されたコントラスト調整フィルターで、シネマティックに撮影できるのが人気ですぐ売り切れになり製造が追いつかない商品。

「ブラックミスト No.1」はかなりソフト効果が高く、No.5はそれを半分に抑えている。特にハイライトやシャドウ部分に効果があらわれる。

効果が発揮できるのは逆光時や夜景なので、いろいろ試してみようと思う。

広角では効果が弱く、望遠で効果が出やすいという。

比較写真

フィルターありとなし、同じ設定で撮影している。

上はフィルターなし、下がフィルターあり

日中

それほど変わらない。ハイライトで少し違うのがわかる程度。

逆光で試してみるとわかりやすくソフト感が出る。

夕方

真っ暗になる前、17時頃撮影

灯りの所がフィルター効果でかなりソフトになってきた。シャドウ部分はそれほど変わらない気がする。

70㎜中望遠で

先程同様、灯りにふんわりソフト感があるのと、微妙にシャドウ部分のコントラストが抑えられただろうか。わからんけど。

真っ暗になった夜、シャッタースピード長めに明るく撮影してみた。

わかりやすくコントラストが抑えられた。しっとりふんわり。

70㎜中望遠

ご覧の通り、光源のにじみが目立ち、シャドウ部がやや持ち上がっているかな。

使用レンズ SEL2870

安いキットレンズでこの写りはコスパ良し。

SONY ズームレンズ FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870

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おわりに

飾りがないストリートでの夜スナップとかやってみたらシネマティックになるかもしれない。

寒いから今はやらないけど、またそのうち。

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