【大相撲】時津風親方は「退職勧告」処分 初場所中に麻雀店&風俗店通い

時津風親方

日本相撲協会は22日、東京・両国国技館で臨時理事会を開き、時津風親方(47=元幕内時津海)の処分内容について協議。「退職勧告」と「退職金の30%減額」の処分とすることを決定した。相撲協会の定款では懲戒は軽い順に「けん責」「報酬減額」「出場停止」「業務停止」「降格」「引退(退職)勧告」「懲戒解雇」と定めている。

時津風親方は1月の初場所開催期間中に相撲協会が定める新型コロナウイルス対策のガイドラインに違反。不要不急の外出が禁止されているにもかかわらず、都内の麻雀店や風俗店などに通う不適切な行為があった。その後に相撲協会に退職届を提出していた。

同親方は昨年9月にも外出禁止期間中にゴルフコンペに参加するなどの行為が発覚。秋場所後に「委員」から「年寄」への2階級降格処分を受けたばかり。また、2010年には野球賭博問題で降格処分、11年には弟子の八百長問題関与で監督責任を問われて昇格停止処分を受けた。

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