「サポートも当然ですよね」橋本聖子会長に古巣・日本自転車競技連盟がエール

橋本聖子会長

日本自転車競技連盟(JCF)の佐久間重光会長(62)が22日、東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に就任した橋本聖子氏(56)に対し、コメントを発表した。

佐久間会長は連盟を通じ「非常に厳しい中で就任したということで、ぜひ開催に向けて尽力していただきたい」と激励の言葉。JCF関係者からも「選手としてもご尽力された方。これまでも貢献していただいてますし、個人的な意見ですが、何かあれば(必要なサポートも)当然ですよね」と連盟を挙げて支持する姿勢を見せている。

橋本氏は自転車で1988年、92年、96年と3度の五輪に出場し、2013年から同連盟の会長に就任。任期中には、五輪代表選考基準に不当な男女差があるとして、東京五輪ロードレースの女子代表・与那嶺恵理(29=アレ・BTCリュブリャナ)に、日本スポーツ仲裁機構へ見直し請求されるなどもあった。だが競技の発展に尽力し、19年の五輪相の就任に伴って退任した。

〝古巣〟の全面支援を受け、五輪開催に向けて力を発揮することができるか。

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