巨人・吉川が逆方向弾 北村との正二塁手争いもヒートアップ

紅白戦の3回に一発を放った巨人・吉川(右)

正二塁手争いが激化だ! 巨人の吉川尚輝内野手(26)が22日、紅白戦(那覇)に「9番・二塁」で先発出場し、決勝弾となる逆方向への本塁打を放った。

3回の先頭打者として打席を迎えた吉川は、ルーキー・伊藤優の直球を完ぺきに捉えると、打球はぐんぐんと伸びて左翼スタンドへ。「まあ風もあったんで」と自虐的に語りながらも「しっかり芯でとらえたんで。まあ結果としてはよかったかなと思います」と淡々と振り返った。

待望の一打に原監督もご満悦だ。「やっぱり強打者であってほしいよね。まだまだ可能性というのは秘めている選手だと思うので、今日、練習通りにできたと思いますよ」。

二塁のレギュラー争いを繰り広げるライバル・北村は、18日に行われた中日戦(那覇)でチーム1号を放ったばかり。ともにパンチ力でのアピールに成功したことで、今後も〝1席〟をかけたシ烈な戦いが繰り広げられそうだ。

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