【新型コロナ】横浜で高齢者3人死亡、新たに60人感染

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は22日、市内に住む70~80代の男女3人が死亡した、と発表した。また、新たに10歳未満~100歳代の男女60人の感染を確認した。全員が軽症または無症状で、28人の感染経路が不明という。

 市によると、亡くなった3人のうち、70代の男性はクラスター(感染者集団)が起きた汐見台病院(磯子区)の入院患者。1月20日に陽性が判明し、2月15日に死亡した。80代の女性は自宅で発症し、1月1日に陽性が判明、病院に入院していたが17日に死亡した。

 これまで利用者3人が感染した市内の特別養護老人ホームでは新たに職員6人の陽性が判明。4人が感染していた市内の有料老人ホームでは新たに職員1人が陽性となり、市はいずれもクラスターが起きたと認定した。

 市内のクラスター関連では、金沢病院(金沢区)で患者2人、通所介護施設で利用者1人の感染が新たに判明した。

© 株式会社神奈川新聞社