3・19開幕センバツ 緑黄色社会の新曲「たとえたとえ」毎日放送のテーマソングに起用

緑黄色社会の(左上から時計回りに)長屋晴子、小林壱誓、peppe、穴見真吾

毎日放送(MBS)は22日、第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕・甲子園)のテーマソングに、4人組ロックバンド「緑黄色社会」の新曲「たとえたとえ」を使用すると発表した。

同局は決勝戦を地上波で生中継するほか、全31試合を特設サイト「センバツLIVE!」で生配信、CS放送「GAORA」でも全試合を生中継予定。また「みんなの甲子園」で一部をダイジェスト放送する。これらの番組で「たとえたとえ」が使用される。

緑黄色社会は「当たり前だった世界をもう一度描きたい。そう思ってイメージしたのは、老若男女、様々な人たちが街中で楽しそうにパレードをしていて、何色もの紙吹雪が空に舞っている、そんな色鮮やかな景色。私たちの母校は野球で有名だったので、野球部のみんながひたむきに汗を流す姿が身近な風景のひとつでした。彼らの頑張っている姿に『頑張ろう』と力をもらえていた日々を思い出して、あのとき小っ恥ずかしくて言えなかった感謝をメロディに乗せたいと思いました」とコメント。

続けて「この先、誰もが球場で直接、声援を送れるようになることを願っていますが、もしも声援を送れない状況であったとしても、心の中にある本物のエールが選手たちに届くと良いなという祈りを込めて。今の自分たちにできる『歌』を通して今回みなさんを応援することができてとても光栄です。この曲と共に心から応援しています!」と大会に関わる人たちにエールを送った。

© 株式会社東京スポーツ新聞社