アルファロメオF1のジョビナッツィ「この美しい『C41』でアルファタウリやアルピーヌに戦いを挑みたい」

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 アルファロメオ・レーシング・オーレンのレギュラードライバー、アントニオ・ジョビナッツィは、2021年型F1マシン『C41』によりチームが昨年よりも好結果を得られるようになり、ライバルのアルファタウリやアルピーヌと戦えることを期待していると語った。

 2月22日、アルファロメオ・レーシング・オーレンは、ポーランドのワルシャワで2021年型『C41』の発表会を開催した。

 イタリア出身現在27歳のジョビナッツィは、2016年にGP2でランキング2位を獲得。2017年の最初の2戦、負傷したパスカル・ウェーレインの代役でザウバーから出場、F1にデビューした。フェラーリのサードドライバー時代を経て、2019年、アルファロメオからF1フル参戦を果たし、今年3年目を迎える。

 ジョビナッツィは、ニューマシンの印象について「とても美しい」と、イタリアの『La Gazzetta dello Sport』紙に対して語った。

アルファロメオ・レーシング・オーレンの2021年型マシン『C41』

「置いてある姿についてしか今は言えないけれど、とても美しいね。どのチームもそうだが、レギュレーションによって開発が制限されているので、新しいことや大きな決定的なことを見つけ出すのは難しくなっている」

「それでも、現時点では僕らはとても満足している。今はデータに基づいて判断するしかなくて、それは時に矛盾することもあるけどね」

「今シーズンはすべてのマシンのパフォーマンス差が縮まると思う。僕らがメルセデスに近づけるとは思わないけれど、直近のライバルたち、たとえばアルファタウリやアルピーヌには近づくことができると考えている。拮抗した戦いになり、面白いレースが見られるだろう」

 アルファロメオは2020年、わずか8ポイントしか獲得できず、ランキング8位に沈んだが、今年はひとつでもポジションを上げることを目指している。

 ジョビナッツィは、2019年に初ポイントを獲得した際に、チーム代表フレデリック・バスールとの約束どおり髪を切ったが、今は初表彰台を獲得した場合に髪を短くするという取り決めをしているという。

 ロングヘアが好きで、新車発表会にも長い髪を後ろで束ねて登場したジョビナッツィだが、今年、髪を短くしなければならない状況が訪れるなら、それは歓迎だと語った。

「今シーズンを終えるころに、どういう状況になっていればハッピーといえますか?」という質問に対して、ジョビナッツィは「ショートヘアになっていることだよ」と答えている。

アルファロメオの2021年型F1マシン『C41』とドライバーのライコネン、ジョビナッツィ、クビサ

 ジョビナッツィは今年もフェラーリのサードドライバーとしての役割を継続するという。

「シミュレーターの仕事もしている。先週、マラネロに行った。ヒンウィル(ザウバー)の方でもシミュレーター作業があるから、楽ではないけれど、フェラーリとの関係を継続して、必要が生じた際に乗る準備をしておくことは、僕にとって重要なことなんだ」