仏人気デュオ「ダフト・パンク」が解散 松本零士氏とコラボも

解散を発表したダフト・パンク(ロイター)

日本でも人気のフランス出身のエレクトロ・デュオ、ダフト・パンク(トーマ・バンガルテル、ギ=マニュエル)が解散したことが明らかになった。公式チャンネルで解散を示す動画を投稿。海外の複数のニュースサイトが報じた。

日本時間22日深夜、ダフト・パンクはユーチューブの公式チャンネルに「エピローグ」と題した動画を投稿。その内容は、一緒に歩いていたトーマとギの距離が次第に開き、立ち止まったトーマがバックに「ダフト・パンク」と書かれた上着を脱ぎ捨てる。背中には起動装置が。ギがスイッチを入れ、トーマがひとりでしばらく歩いたところで立ち止まる。装置のタイマーはカウントダウンを続けており、「1」が表示された後、トーマは爆発して粉々に砕け散った――というもの。

動画はセリフも説明もなく、「1993―2021」という数字が示されたのみ。海外サイトでは広報担当者が解散を認めたと報じている。

ダフト・パンクは93年にパリで結成。2000年に発表されたシングル「ワン・モア・タイム」は本国フランスのみならず日本、イギリスでも大ヒット。PVは2人が大ファンだという漫画家・松本零士氏がデザインを手掛けた。

2014年には米グラミー賞で「最優秀レコード」「最優秀アルバム」の主要2部門を含む5部門で受賞している。

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