地域交通の乗車券をデジタル化 「RYDE PASS」が正式リリース

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二次交通のデジタル化とその活用を事業ミッションとするRYDE株式会社(以下、RYDE)は、鉄道・バス・路面電車・旅客船などのさまざまな乗車券を、簡単かつ持続可能にデジタル化できるモビリティプラットフォーム「RYDE PASS」を2月22日に正式リリースした。

RYDEの発表によると、これまで全国各地の交通事業者や自治体におけるDXに関わる中で、ユーザーにとってわかりやすく簡単に使うことができ、運営事業者にとって、持続可能なかたちで実現し、無理なく続けられる乗車券のプラットフォームへのニーズがあったという。その背景から、RYDE PASSの企画・開発に至った。

RYDE PASSは、

(1)地図上から対象地域を選び、その地域で使える乗車券を選択し購入

(2)購入したチケットの「利用開始ボタン」を押し、乗務員様に動画のチケット画面を見せる

だけで、交通機関を利用できる。今後は、QRコード認証やもぎり形式などの多様な券種の実装も見据えている。

「RYDE PASS」のサービスイメージ

現在は、豊橋鉄道(愛知県)の1日フリー乗車券や、善光寺(長野県)の表参道1日周遊きっぷなど、複数の地域でこのサービスを通じた乗車券の販売を行っている。今後も複数の自治体・交通事業者への導入を予定しているという。

■「RYDE PASS」の特徴

RYDE PASSを用いた乗車券のデジタル化は、システム開発が不要。そのため、初期費用や保守費用は一切かからない。画像と文章があれば、簡単に、ノーコードでデジタルチケットが作成できる。また、デジタル化によって顧客分析やマーケティング活動も可能になる。

今後、乗車券のみならず、食事や土産物、アクティビティなどを付加した企画商品の販売も開始する。さらに GOTOトラベルや複数の交通事業者や自治体で連携したキャンペーン施策を実践できるよう、順次アップデートしていく方針だ。