菅田将暉主演「キャラクター」 小栗旬、高畑充希、中村獅童出演 殺人鬼Fukase登場の特報も公開

菅田将暉が主演し、Fukase(SEKAI NO OWARI)が殺人鬼役として俳優デビューする映画「キャラクター」に、小栗旬、高畑充希、中村獅童が出演していることが明らかになった。

小栗が演じるのは、漫画家の山城(菅田将暉)が描いた漫画と現実の殺人事件の関連性にいち早く気づき、その真相を探る刑事・清田俊介。清田の上司・真壁孝太を中村獅童、漫画家として鳴かず飛ばずの山城を陰で支える恋人の川瀬夏美を高畑充希がそれぞれ演じる。小栗と菅田はドラマ「獣医ドリトル」「リッチマン、プアウーマン」、映画「銀魂」2作に続く5度目の共演、高畑と菅田はNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」、ドラマ「問題のあるレストラン」以来3度目の共演、中村と菅田は映画「デスノート Light up the NEW world」(中村はリューク役の声で出演)以来、2度目の共演となる。

これまでは自身の主演作での共演だったが、今回は菅田主演作での共演となる小栗。小栗は菅田について、「共演するたびに俳優として成長していて、その成長に触れられることは幸せなこと」とコメント。小栗とは15年ぶりの共演となる中村は、小栗について「とても懐かしく、一緒にいて心地よく安心できる存在」と話し、暴走族だった小栗演じる清田を警察官にすることで救い出し、刑事として上司と部下という関係になっても、昔のままのタメ口を許す懐の深い男を演じている。高畑は「目指せ良い奥さん」をモットーに演じたことを明かしている。

あわせて公開された特報では、初の漫画家役にチャレンジする菅田、殺人鬼役で怪演をみせるFukaseに加え、新キャストの小栗・高畑・中村の姿も映し出されている。

「キャラクター」は、殺人犯を目撃した売れない漫画家を主人公とした作品。漫画家は殺人犯をモデルにしたキャラクターの漫画を描いて大ヒットとなるが、漫画で描かれる殺人を模したような殺人事件が発生し・・・という物語の作品。菅田将暉が主演し、Fukase(SEKAI NO OWARI)が殺人鬼役として俳優デビューする。漫画家・浦沢直樹作品を数多く手掛けてきたストーリー共同制作者の
長崎尚志が原案・脚本を務め、「恋は雨上がりのように」などの永井聡がメガホンを取る。

【コメント】

■小栗旬 清田俊介役
じっくりと映画に入るのは久々だったので、「やっぱり現場はいいな」と思いながら撮影を楽しみました。事前に監督から “渋くてカッコいい小栗さんが欲しい”とリクエストをされ、敢えていつもより声のトーンも落とし、恥ずかしいくらいカッコつけたイメージで清田を演じています。ぶっきらぼうではありますが、もともと持ち合わせている優しさや刑事としての優秀さがうまく伝わってくれれば嬉しいです。菅田さんは共演するたびに俳優として成長していて、その成長に触れられる事は幸せなことだと思います。そしてFukaseさんとはご一緒するのは初めてなのですが、作品のキーとなる両角のキャラクターに彼の持つ独特の存在感がぴったりとはまっているなと感じました。また、約15年振りに共演した獅童さん。真壁と清田のコンビネーションにもご注目頂ければなと思います。

■高畑充希 川瀬夏美役
初めての永井組。そして紅一点。
ソワソワしながら現場に入りましたが、温かく迎えていただけて、とてもホッとしたことを覚えています。菅田くんとは久々の嬉しい再会でしたが、かつての鋭さを残しながらも柔らかく、頼もしい佇まいの座長で、私は助けてもらいっぱなしでした。そして初映画とは思えない存在感の、チャーミングなFukaseさん、大先輩の小栗さんや獅童さんに囲まれて、『目指せ良い奥さん』をモットーに夏美さんとして過ごした、大変豊かな時間でした。
真綿で首を絞められ続けるようなザワザワをエンターテイメントに昇華した、最近の邦画では珍しい作品になりそうな気がしています。個人的には、体験した事ないほどの血糊に、すこし興奮しました。完成がとっても楽しみです。

■中村獅童 真壁孝太役
ナチュラルかつ全体のバランスに溶け込むよう自分の立ち位置を考えながら演じました。
また亡き義父が警察官だったこともあり、どこか意識をしたかもしれません。
小栗さんとは、15年ぶりの共演なのですが、とても懐かしく、一緒にいて心地よく安心できる存在です。
菅田さん、高畑さんもとても注目していた役者さんなので、この作品に出演させていただく決め手にもなりました。
菅田さんは、撮影中に何度か小栗さんと自宅に遊びにきてくれて、趣味も似ているということもあり色々な話をしました。
私の舞台も観に来てくれ、初めての歌舞伎にもかかわらず、笑ったり泣いたりと素晴らしい感受性で楽しんでくれ大変嬉しかったです。
普段ミュージシャンのFukaseさんも役者としてどのように表現するか楽しみにしていました。
個性豊かな役者たちの化学反応を、見逃さないでください!

キャラクター
2021年6月公開
配給:東宝
©2021映画「キャラクター」製作委員会

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