「エムバペ&ハーランド両取り可能」バルサ次期会長候補が争奪戦参戦を言明

ハーランド(ロイター)

スペイン紙「スポルト」は「ハーランドとエムバペを連れてくることは可能だ」との見出しで、同国1部バルセロナの次期会長候補、トニ・フレイシャ氏が獲得の見通しを語ったと報じた。

同紙によると、バルセロナの新会長選挙を3月7日に控える中、最終候補の1人でチームの顧問弁護士を務めたフレイシャ氏は、投資家から2億5000万ユーロ(約317億5000万円)の資金を調達できるとの声明を出したという。そして「攻撃と防御の2つの異なる問題に投資します」とし、集めた資金を戦力補強に活用する方針と伝えた。

スポルト紙は「フレイシャ氏は名前を直接言及しなかったのは事実」としながらも、その新戦力がフランス1部パリ・サンジェルマンのFWキリアン・エムバペ(22)とドイツ1部ドルトムントのFWエーリングブラウト・ハーランド(20)であると指摘。その上でフレイシャ氏が「バルサには競争力のあるチームが必要であり、パートナーを望んでいるということです。私は検証しています。2021年から22年のシーズンで最も競争力のあるチームになるでしょう」と語ったという。

すでに今夏にもライバルのスペイン1部レアル・マドリードが2人のストライカー獲得に乗り出すと各メディアで報じられている中、フレイシャ氏は新会長になるとの条件付きながら大争奪戦に参戦する構えのようだ。

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