【WWE】アスカがナイアにフォール負け。女王様シャーロットとのコンビは解消か

シャーロット・フレアー(左)とのコンビで出陣したアスカだがまさかの敗退でコンビ解消は確実となった(©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州セントピーターズバーグ22日(日本時間23日)発】WWEのロウ大会が配信され、前夜のPPV大会「エリミネーション・チェンバー(EC)」で〝狂乱の貴公子〟リック・フレアー(71)の愛人レイシー・エバンス(30)との防衛戦が中止となったロウ女子王者の〝女帝〟ことアスカ(39=華名)が、女王様ことシャーロット・フレアー(34)との最強コンビで出陣。WWE女子タッグ王者の大女ナイア・ジャックス(36)、シェイナ・ベイズラー(40)組に敗退し、チーム崩壊は確実となった。

アスカは前夜のうさを晴らすようにシェイナにヒップアタックを見舞い、女王様もナイアをドロップキックで蹴散らす。お互い内心に深い傷を負った同士だけに、2人は肩を叩きあって勝利を確信した。

しかしシェイナも残酷な関節技で女帝の左腕に集中砲火。女王様も大女のパワーボム、ギロチン弾で大ピンチとなる。しかし女帝は最上段からシェイナにミサイル弾からヒップアタック連打、ナイアには閃光魔術弾を決めるも、女王様のビッグブーツが誤爆。そのままアスカはナイアのギロチン弾で3カウントを奪われてしまった。

女王様は謝罪の握手を求めたがアスカはこれを拒否。シャーロットは試合後、涙ながらに父親フレアーに猛抗議。反省を促して一応の和解を果たした今後は実生活で出産のため長期欠場に入ると思われるレイシー(この日は登場せず)に代わってナイア、シェイナ、そしてシャーロットが挑戦者候補となりそうだ。ひとまず決着した〝愛人妊娠騒動〟に巻き込まれたアスカの今後の防衛ロードは、より過酷なものとなってきた。

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