【J1】打倒川崎へ!FC東京・安部「プラスアルファは必要」 浦和・槙野「自分たち次第」

FC東京・安部(左)と浦和・槙野

J1開幕戦の浦和―FC東京戦(27日、埼スタ)を前に、両チームが昨季J1王者の川崎の印象について語った。

昨季の川崎は圧倒的な力でリーグ制覇を達成。今季も優勝候補の本命であることは間違いないが、23日のオンライン取材で長谷川健太監督(55)は「対戦するときの状況、川崎と自チーム(FC東京)の状況を鑑みながらどう戦うかを決めていきたいが、(川崎を)超えなければ優勝はない」ときっぱり。MF安部柊斗(23)も「リスペクトをし過ぎずに、自分たちのサッカーをすれば、昨年のルヴァンカップ準決勝では川崎を倒せている。いいイメージは頭の中に残っている。プラスアルファは必要だが、自分たちのサッカーをすれば勝てる」と覚悟を口にした。

一方浦和は、リカルド・ロドリゲス監督(46)が「我々として彼らと戦うときに最大限の力を出す必要はある」とコメント。元日本代表DF槙野智章(33)は「川崎っていうよりも自分たち次第。いかにリカルド・ロドリゲス監督のサッカーを毎試合毎試合積み重ねて、質の高いサッカーができるかにフォーカスしている。自分たちがどうするかが大事」と一戦必勝を誓った。

打倒川崎へ、両チームともに準備は整いつつあるようだ。

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