電動ホイスト(電動ウインチ)を使って電動開閉式のロフト床を作ってみた。

電動ホイスト(電動ウインチ)を使って電動開閉式のロフト床を作ってみた。

完成写真

レシピの概要

かかった費用

20000円

所用時間

1日

材料

2×4材12f(2本)
合板(910×1820mm)T12(1枚)
電動ウインチ200kg対応(1基)
フック付き滑車(1セット)
蝶番(2個)

工具

インパクトドライバ
ディスクグラインダー
丸ノコ
曲尺、他

作り方

STEP1

小屋のロフトになる部分に、出入り口として上に上がるために必要な分だけ空間を開けました。

STEP2

前から使ってみたかった、電動ホイストを購入。一応、ドイツ安全審査機関GS,TUV規格に認証された品だそうで・・・最安値で売っている中国製より少しだけ良いのを選びました。

STEP3

先ほどの出入り口の空間に合うように合板を切り、板が反らないように2×4で骨組みを取り付けます。(後で断熱材を入れたいのでこの厚さにしています。)これでけっこうな重さになりましたが200kg対応のホイストなら余裕なはずです。

STEP4

骨組みが取り付けできたらはめ込んでみます。ピッタリはまりました。周囲に3mmほど隙間を空けていて、床の骨組みにフタが乗っかるようにしています。

STEP5

さっそく、電動ホイストを屋根の骨組みに仮の骨組みを追加して設置してみます。

STEP6

スイッチを押すとワイヤーが出てきました!動作は問題無し。ワイヤー先端のフックを仮設置したノブにひっかけて、いよいよ引っ張ってみます!

STEP7

ギュイーンという音とともに床が上がってきました!アトラクションみたいで楽しいかも♪

STEP8

と、ここで問題発生。。安全装置にワイヤーがひっかかってブレーキがかかってしまい、これ以上動かなくなりました。角度が悪かったようです。(本来ならワイヤーフックが最上部にきた時だけ止まる仕様なので誤作動してしまっています。)

STEP9

そこでフック付きの滑車を中継地点として利用して引っ張る角度を変えてみることに。

STEP10

一度分解しないとワイヤーが通せないので、分解します。

STEP11

ワイヤーを通して分解した部品をもとに戻します。滑車の大きさも丁度良くてスムーズに動きそう。

STEP12

この滑車を壁に近い位置に取り付けて、その真上(赤い囲いのところ)にホイストを移動すれば正常に動くようになるはずです。

STEP13

安全装置の四角い輪っかに引っ掛からない角度になりました。

STEP14

このワイヤー経由方法だと安全装置は使えなくなるので、対策はまた後で考えたいと思います。では改めてスイッチオン!

STEP15

無事に上まで上がりました!!アニメGIFにしてみました(実際にはもう少し上がります)下ろす時もスイッチ1つで下ろせます。ウィーン!という機械音がたまりません♪ ブレーキは止めたいところでスイッチを離せばしっかりかかります。

STEP16

停電時に使えなくなると困るので、人力でも軽い力で上げ下げできるようにホイストロープというものも取り寄せました。これはまた後ほど追加で設置したいと思います。

レシピのコツ・ポイント

床が上がる角度や大きさなどを予めシミュレーションして決めてから作り始めないと、後から調整は難しくなります。下で操作するスイッチと上で操作するスイッチが別々で必要になるので後ほどスイッチを増設します。この機械でエレベーター式の昇降機を作っても面白いなと思いました。

やってみた感想

重いものが電動で上がったり下がったりするのを見ていると本当に楽しいです♪ 倉庫や小屋などのDIYをする人には、より一層DIYライフを楽しめるアイテムになるかと思います。バチン!というブレーキ音が大きいので音を気にしない場所ならオススメです。

レシピを書いた人

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