【NBA】ウィザーズ八村塁 8戦連続2桁得点で〝キング〟レブロンのレイカーズを撃破

レブロン(右)と渡り合った八村(ロイター)

米プロバスケットボールNBA、ワシントン・ウィザーズの八村塁(22)が思い出に残る1勝を挙げた。22日(日本時間23日)に行われたロサンゼルス・レイカーズ戦に先発し、37分14秒プレー。8試合連続2桁となる15得点、6リバウンド、1スティールをマークした。チームは延長の末に127―124で勝ち、3季ぶりの5連勝を飾った。

この日の相手には〝キング〟の異名をとるレブロン・ジェームズ(36)が君臨。4度のシーズンMVP、2008年北京、12年ロンドン五輪で2度の金メダルを獲得したスーパースターを相手に、八村がどう対峙するかに注目が集まった。

試合は予想通り、八村とレブロンがマッチアップする時間が長く、レブロンが強引に八村のマークをはじき飛ばして得点するシーンもあった。だが、八村は味方とのダブルチームや粘り強いマークでレブロンを自由にプレーさせず、チャンスが生まれた第4クォーターには豪快なダンクシュートも披露。115―115で延長戦に突入したが、最後は接戦を制した。

レブロンには31得点を許したが、米メディアはむしろ「31得点に抑えた」という見方で、八村の守備での貢献を高く評価。〝キング〟を相手に堂々の立ち回りを演じ、存在感を示した。

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