シマノシーバスリールのハイエンドモデルである「エクスセンス」が4年振りにフルモデルチェンジを果たす。フルブラックのクールなデザインでシーバスアングラーを虜にしてきたエクスセンス
リールはどのような進化を遂げたのだろうか。
21エクスセンス(シマノ)
多様化するシーバスシーンをカバーする新世代の専用機
新型エクスセンスは軽さ、剛性、滑らかな巻心地、感度などシーバスリールに求められる性能をブラッシュアップ。自重はC3000で前作の17モデルより20gの軽量化を実現。高剛性マグネシウムボディに機構部のガタつきを抑制するサイレントドライブや、優れた防水性能を誇るXプロテクトも搭載し、剛性と耐久性も高められている。ツインパワーXDの強さとヴァンキッシュの繊細さの中間的な特性を持ち、多様化する現代のシーバスシーンに対応する。
品名ギア比最大ドラグ力(kg)自重(g)PE糸巻量(号-m)最大巻上長(cm/ハンドル1回転)ベアリング数(BB/ローラー)本体価格(円)C3000M5.39.01800.8-300、 1-220、1.2-1507811/160,000C3000M HG69.01800.8-300、 1-220、1.2-1508911/160,0003000M HG5.89.01950.8-300、 1-220、1.2-1508611/161,0004000M XG6.211.02201.2-250、 1.5-200、2-15010111/162,000caption
注目ポイントその1:ロングストロークスプール
スプール糸巻き部の幅を長くすることで、キャスト時にスプールが細くなる量を抑え、キャストフィールの向上と飛距離アップに貢献。大規模河川や干潟など広大なフィールドでもうひと伸びが体感できる。
注目ポイントその2:マイクロモジュールギアⅡ&サイレントドライブ
NEWエクスセンスはシマノスピニングリール上位3機種(ステラ、ヴァンキッシュ、ツインパワー)と同じく、リールの核ともなるドライブギア部に「マイクロモジュールギアⅡ」を搭載。ギアの歯面部を徹底的に見直し、理想の歯面形状を追求することにより、音鳴りの低減や滑らかなギアフィーリングの向上を達成したのだ。
またドライブギアからウォームシャフト、ウォームシャフトピン、ウォームシャフトギアなどの駆動関連部品をひとつひとつ見直し、部品感の微細なガタや隙間、揺れなどを細部に至るまで徹底排除した「サイレントドライブ」も採用。これまで以上の滑らかな回転性能とスムーズで静粛性のある巻き心地を実現する。
注目ポイントその3:ラピッドファイヤドラグ
ドラグノブの回転数に対するドラグ力の変化が大きいドラグを採用。ストラクチャー周りで魚を止めたいときや、足元で急に走られるなど、魚の動きに合わせて瞬時にドラグで対応したいときに有効な機能だ。
シマノインストラクターであり、シーバストッププロアングラーである嶋田氏は、実釣取材時にまさかの90オーバーのモンスターシーバスを捕獲!
NEWエクスセンスリールの軽快なキャスタビリティ、そして剛性の高さやドラグコントロール性能などを遺憾なく発揮し、キャッチした1尾と言っても過言ではない。
発売は4月を予定。更なる進化を遂げた「専用機」の実力は伊達じゃない!
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