
南海電鉄が駅や車両の実際の部品を販売するインターネットオークションを開催。
高値が付く「お宝」も登場しています。
誰もが目にしたことのある、鉄道用品の数々。
南海電鉄は駅名の看板など鉄道ファンの心をくすぐる100点を「インターネットオークション」に出品しています。
【記者】
「こちらはレプリカですが、特急ラピートの運転座席も出品されているんです。出発進行!」
南海電鉄は毎年秋の「南海電車まつり」で使わなくなった鉄道用品を販売していましたが、去年は新型コロナウイルスの影響で中止に。
鉄道ファンの熱い要望を受けて、初めてネットオークションを開催しました。
【南海電鉄・中村利数主任】
「南海電鉄沿線以外にお住いのお客様でもわざわざ足を運ばなくてもネットでぽちっとして頂くだけで、お手元に届くかもしれないという楽しみも込めて参加していただければ」
今回の目玉商品は…
【南海電鉄中村利数主任】
「高野線橋本から極楽橋まで運転しております、天空号のヘッドマークになります。もうここの1枚しかございません」
2009年の運行開始から10年近く使われた観光列車「天空」のヘッドマーク。
最低落札価格は10万円からということですが…
――Q:どれぐらいまで価格上がってほしい?
【南海電鉄・中村利数主任】
「それはもう、お客様の気持ち次第。どうしても欲しい方に手元に届けばと社員一同願っております」
オークションの期間は3月3日まで。
一体誰が”お宝”を手に入れることになるのでしょうか?