【DDT】KO―D王者・秋山準 全日・世界ジュニア戴冠のCIMAを祝福

秋山(右)とCIMAはベルトを見せ合った

不思議な縁での初顔合わせだ。23日のDDT名古屋国際会議場イベントホール大会で、KO―D無差別級王者の秋山準(51)が、大石真翔(42)、岡谷英樹(20)、岡田佑介(27)と組み、CIMA(43)&T―HAWK(30)&エル・リンダマン(26)&入江茂弘(32)の「ストロングハーツ」と激突した。

秋山は、同じ場所で行われた20日の古巣・全日本プロレス大会で世界ジュニアヘビー級王座を戴冠したばかりのCIMAとは初遭遇。いきなりのマッチアップでスタートすると、グラウンドでコントロールするなど落ち着いて試合を進めたが、最後は岡谷がT―HAWKとリンダマンのダブルインパクト式コードブレーカーに沈められた。

試合後には世界ジュニアのベルトをCIMAに手渡しガッチリと握手。バックステージではCIMAに祝福の言葉をかけたことを明かした上で「あいつらの連係は大したもん。俺らも上げていかないといけない」と刺激を受けた様子で語った。

3月28日の後楽園大会ではKO―D無差別級王座をかけ樋口和貞(32)を迎え撃つV1戦を控える。昨年末の「D王」リーグ戦では、わずか4分3秒で敗れた因縁の相手だけに「あいつだけは絶対許さない」との言葉を残し控室に消えた。

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