<レスリング>2.26~28「ウクライナ国際大会」に女子オリンピック・チャンピオンが出場…33ヶ国から約600選手がエントリー

 

33ヶ国から約600選手が参加するウクライナ国際大会

 世界レスリング連盟(UWW)公認の2021年国際大会第3弾「ウクライナ国際大会」(3スタイル=正式名はOutstanding Ukrainian Wrestlers and Coaches Memorial)は2月26~28日にウクライナ・キエフで行われる。UWWは33ヶ国から約600人がエントリーしたことを発表した。

 同じ3スタイルで行われた1月の「アンリ・デグラナ国際大会」(フランス・ニース)は27ヶ国250選手で、それを大きく上回る選手数となる。欧州以外からは米国、カナダ、キルギス、ウズベキスタン、イラン、アルジェリア、ブラジル、コロンビアが参加する。

 女子76kg級には2016年リオデジャネイロ・オリンピック優勝のエリカ・ウィーブ(カナダ)のほか、2017年75kg級優勝のヤセミン・アダー(トルコ)、2019年世界選手権3位のエップ・マエ(エストニア)の強豪がそろう。

 キルギスからは、女子62kg級に2019年世界チャンピオンで昨年12月の個人戦ワールドカップ(W杯)優勝のアイスルー・チニベコワ、同68kg級に個人戦W杯優勝のメーリム・ジュマナザロワが参加。62kg級には昨年の欧州チャンピオンのユリア・トカチ、68kg級には2018年世界チャンピオンのアラ・チェルカソワの地元ウクライナ選手が迎え撃つ。

 男子グレコローマンでは、60kg級に個人戦W杯優勝のジョラマン・シャルシェンベコフ(キルギス)や、ブルガリア代表を激しく争う昨年の55kg級欧州チャンピオンのエドモンド・ナザリアンと2019年世界選手権7位(2013年60kg級世界王者)のイボ・アンゲロフが出場する。

© 公益財団法人日本レスリング協会