脳腫瘍の大手術を乗り越えた関希代子さん(75)=宮崎市清武町=が「第1回みやざき総合美術展」(宮崎日日新聞社など実行委主催)の自由表現部門に出品、奨励賞に輝いた。受賞作は、自作短歌31首を添えた暦「万年日めくり 短歌カレンダー」。「びっくりしたけどうれしい。みんなの出品の励みになれば」と話している。
関さんは2年半前、小脳に約5センチのがんが見つかり、16時間に及ぶ手術を受けた。リハビリを経て回復したが、目の焦点が合わず物が二重に見えたり、頭がふらついたりする後遺障害が残った。現在は同町の有料老人ホームに暮らす。
大病経た”挑戦”花開く みやざき総合美展奨励賞・関さん
- Published
- 2021/02/24 06:01 (JST)
© 株式会社宮崎日日新聞社