【新型コロナ】ワクチン接種へ看護職募集 サポート人員不足で 平塚市

平塚市役所

 新型コロナウイルスのワクチン接種に向けて、神奈川県平塚市は集団接種に従事する看護職を募集している。市は早ければ4月中の開始を目指しているが、医師らのサポート役の人員が不足しているという。

 市健康課によると、市は診療所などでの個別接種と並行して、市保健センターや市役所、JR平塚駅周辺の商業施設などでの集団接種と、各地区の公民館に出向く「巡回接種」を実施する方向で準備を進めている。医療機関から派遣された医師、看護師が予診や接種を行い、サポート役の看護職は介助やワクチンの充てん、予診票チェックなどの業務を想定している。

 同課は「ワクチン接種を円滑に行うため、多くのマンパワーが必要」と話し、応募を呼び掛けている。

 募集は20人で、保健師や助産師、看護師の資格を持ち、4月1日現在で70歳未満が条件。勤務は土・日曜で保健師・助産師は時給1550円、看護師は時給1400円。締め切りは3月18日。詳しい募集要項は市ホームページで。問い合わせは、同センター電話0463(55)2111。

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