陛下の健康、平和祈願 長崎・県護国神社で「天長祭」

国の平安を祈る「浦安の舞」を舞うみこ(右)=長崎市、県護国神社

 天皇誕生日の23日、長崎市城栄町の県護国神社で「天長祭」があり、参列者約10人が陛下の健康や日本の平和を祈願した。
 同神社の建立以来、毎年開いている。同日に開くのは今年で2回目。例年約20人が参列しているが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で半数程度にとどまった。
 村田仁宮司(61)が日本の平和や安泰などを願う祝詞を奏上。みこが神楽「浦安の舞」を奉納し、参列者が神前に玉串をささげた。
 参列した常盤町の会社経営者、反田邦彦さん(73)は、新型コロナウイルスの拡大により「世界中が不安定な状況だが、令和の時代が栄えていってほしい」と希望を込めた。

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