カンニング竹山「僕の亡くなった相方も抗がん剤の治療時、相当苦しそうにしていた」

ABEMAが、「ABEMA NEWSチャンネル」にて、ニュース番組『ABEMA Prime』を平日夜9時より毎日生放送している。

2021年2月22日(月)夜9時からの放送では、中咽頭がんの治療で休養していたお笑いコンビ・ペナルティのワッキーが復帰したことを受け、本人が生出演。40代で直面したコロナ禍での闘病生活について語った。

まず番組MCでお笑い芸人のカンニング竹山は「病名を聞いたときは、芸人みんなが心配していた。ワッキーがこうやって戻ってきて本当に嬉しい」と喜びをあらわにした。また、コロナの感染対策のため、外部との接触が一切できない入院生活について竹山は「僕の亡くなった相方もずっと抗がん剤治療をしていた。そのとき相当苦しそうにしていたが、ご家族などとの面会はできた。ワッキーの場合は、面会も禁じられてより孤独を感じていたのでは」と投げかけると、ワッキーは「つらくもあったが、がん専門の病院内には僕よりもっとつらい人がいた」とコメント。ワッキーさんは高校時代にサッカーをしていたこともあり、病院にもサッカーをやっている高校生ががんで闘病しているのを知ると、「僕よりつらそうにしていた。それを見たら俺なんてもっと頑張らなきゃと奮い立たされた。それが支えになった」と語った。

また、治療は退院後が一番つらかったというワッキーは「普通の病気と違うのは、治って退院するのではなく、病院ではこれ以上治療することがない、という状態で退院する。ここからの闘病生活の方がキツかった。気がおかしくなるくらい喉が痛かった」と告白。これを聞いたお笑いコンビ・平成ノブシコブシ徳井健太は「芸人にとって喉や声を失うのが一番怖いはず」と芸人目線で問うと、ワッキーも「めちゃくちゃ怖かった。このまま声が出なくなったらどうしようと思った」と当時の気持ちを明かした。

さらにワッキーは「入院中もネタは考えていたけど、つらい時に思い浮かんだものは全然面白くない」と笑わせつつも、今後について「笑いをめちゃくちゃやりたい。今一番やりたいのは、舞台に立って相方とコンビでネタを披露し、生のお客さんの前で大爆笑をとること」と笑顔を見せた。

最後にワッキーさんが入院中に考えたという新作ギャグを披露。一同に笑いが起きるも、ややウケで終わると、ワッキーは「調子が良くない。まだ完治してないかも」とボケて、スタジオが笑いの渦に包まれた。

本放送の様子は、現在も「ABEMAビデオ」で配信中。

■『ABEMA Prime』 放送概要

放送日時 :毎週月~金曜 夜9時~夜11時  ※生放送

放送チャンネル:ABEMA NEWSチャンネル

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