【欧州CL】通算得点ランク3位浮上 レバンドフスキが〝絶対に〟越えられない壁

ラツィオ戦でゴールを決めたレバンドフスキ(ロイター)

ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ(32)が欧州チャンピオンズリーグ(CL)の通算得点ランキングで3位に浮上した。

欧州CL決勝トーナメント1回戦第1戦(23日=日本時間24日)、4―1で勝利したイタリア1部ラツィオ戦の前半9分に先制弾を決めたレバンドフスキはCL通算72得点目とし、元スペイン代表で同国1部レアル・マドリードなどで活躍したFWラウル・ゴンザレスの71得点を超え、単独3位となった。

レバンドフスキは2020年の国際サッカー連盟(FIFA)の年間最優秀選手に輝いたストライカー。昨季もBミュンヘンのリーグ制覇や欧州CL制覇に貢献し、2月にはチームのクラブW杯制覇にも尽力。改めて欧州屈指の点取り屋であることを証明した。

ただ、CL通算得点ランキング1位(134得点)のポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(36=ユベントス)、2位(119得点)アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33=バルセロナ)とは、まだ大きな差がある。

スペイン紙「アス」は「レバンドフスキは得点ランキングでラウルを退けて3位になったが、クリスチアーノ・ロナウドとメッシを超えることは、ほとんど不可能だ」と伝えている。

© 株式会社東京スポーツ新聞社