W杯予選ミャンマー戦中止で「A代表VS五輪代表」プラン浮上

森保一監督

日本代表が3月25日に予定していたカタールW杯アジア2次予選ミャンマー戦(日産)が延期になったことで、代替試合として東京五輪代表候補チームとチャリティーマッチを行う可能性が出てきた。

日本代表と東京五輪代表を兼任する森保一監督(52)が24日にオンラインで取材に応じ「ミャンマー戦がなくなったので、できれば1試合どこかと対戦をさせてもらえればとお願いしている」と他の対戦国を模索している状況を明かした。

ただ、新型コロナ禍で海外からの入国規制が今後どうなるか不透明なためマッチメークは容易ではない。対戦国が決まらなかった場合には「五輪代表とA代表で試合をして強化を図り、チャリティーマッチになれば。元気や勇気を届けられる活動になればと思っている」。

国際Aマッチデーに活動が重なる両チームに関しては新型コロナ禍の影響で対外試合が困難になった場合の選択肢として、以前からA代表と五輪代表チームによる強化試合の構想は語っていた指揮官。今回A代表のミャンマー戦が延期となったことで、腹案を実行に移す可能性が出てきた。

両チームとも入国規制や隔離期間などの問題で海外組の招集は難しい状況で国内組を中心とした編成になる公算が高いが、実現すれば注目の〝日本代表兄弟対決〟となりそうだ。

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