【J1】〝孤高の天才〟名古屋・柿谷 再起にかける思い「ゴールでチームを助けたい」 

柿谷

J1名古屋の元日本代表FW柿谷曜一朗(31)が新天地での活躍を誓った。

J1C大阪でプレーしていた昨季はリーグ戦24試合でわずか1得点に終わっただけに、再起にかける思いは人一倍強い。24日のオンライン取材では「マッシモ・フィッカデンティ監督(53)になってから名古屋のスタイルは確立されている。自分たちもそこについていけるようにトレーニングしてきた。個人としては、ゴールという形でチームを助けたい」と意気込みを示した。

27日の開幕戦では、昇格組の福岡(ベススタ)と対戦する。「最初の試合なので、ちょっと力は入ると思うが、いいゲームができるようお互いにいい準備ができたら」とコメント。福岡の司令塔・MF前寛之(25)については「福岡の攻撃の起点になるプレーヤーもそうだし、相手の攻撃の起点も潰せるってところで、かいくぐらないといけない」と警戒しながらも「うまく逃げ出しながらいろんな攻撃パターンで攻めていけたら」と展望を口にした。

かつて「天才ストライカー」と柿谷。名古屋の地で輝きを取り戻すことはできるだろうか。

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