山口県光市の「おっぱい都市宣言」がSNS上で賛否 野口健氏「心の中でひそかに宣言している」

野口健氏

SNS上で「おっぱい都市宣言」が賛否を呼んでいる。

これは山口県光市が推進しているもの。光市の公式ホームページには「『おっぱい(胸)でしっかりとこどもを抱きしめ、愛しむ、愛情豊かなふれあいの子育て』を、お母さん、お父さんだけでなく、地域のみんなで進め、応援していきましょう、という宣言です」と記してある。「おっぱい都市宣言」は1995年に市議会で決議され、2005年に改めて決議された。

「みつめ」「だきしめ」「かたりあう」を基本理念として、地域ぐるみで子供を心温かい子供へと成長させたいという思いが込められている。ハートとおっぱいをイメージした「きゅっと」というキャラクターも存在する。

新しいニュースではないが、なぜか最近になってSNS上で話題に。理念自体はしごく真っ当なのだが「おっぱい」という言葉のインパクトの強さから、SNS上では賛否を呼んでいるのだ。ツイッター上では「普通にキモくていやだわ」「言葉のチョイスは不適切だと思う」「時代にそぐわない」という批判の声が殺到している。

その一方で「地域の子育てはいいこと」「25年も前に決議されたもの引っ張り出してきて、文句つけることを探してるの?」「ネーミングが令和に適さなくなっただけで取り組み自体は支持したい」という賛同の声も出ている。

アルピニストの野口健氏(47)は24日、ツイッターで「僕は昔から心の中で密かに宣言していますけれどね~」と投稿している。

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