任期満了に伴う横須賀市長選(6月20日告示、27日投開票)で現職の上地克明氏(67)が、再選を目指して無所属で立候補する考えを表明した。24日の市議会本会議で「政治家としての、人生の集大成として再度市民のために働きたい」と述べた。田中洋次郎氏(自民)の代表質問に答えた。
上地氏は本会議後取材に応じ、「音楽・スポーツ・エンターテイメント都市」など前回選挙で掲げた復活3構想を挙げ「その実現がまだできていない。公約を実現するために市長はあるが、まだ道半ば。市民に対する責任を果たしていないと考えた」とした。
上地氏は同市出身で早大卒。衆院議員秘書や市議を経て2017年の市長選に立候補し、現職らを破って初当選した。
同市長選では、共産党も市民団体と連携して候補者選定を進めている。