【女子テニス・アデレード国際】世界ランク1位のバーティがまさかの初戦敗退

アシュリー・バーティ(ロイター)

女子テニスのアデレード国際シングルス2回戦(24日、アデレード)で、昨年覇者で世界ランク1位のアシュリー・バーティ(24=オーストラリア)が世界ランク37位のダニエル・コリンズ(27=米国)に3―6、4―6のストレートで敗れた。バーティは1回戦が免除で、これが初戦だった。

バーティは大坂なおみ(23=日清食品)が優勝した先週の全豪オープン準々決勝で、カロリーナ・ムチョバ(24=チェコ)に逆転負け。各オーストラリアメディアは「1週間で2度の予期せぬ負け」(7ニュース)「またも1位という世界ランクに応えることができなかった」(ニュース・ドット・コム)と女王のブレーキを報じた。

バーティを巡っては、新型コロナウイルス感染拡大の影響でランキングポイントの反映期間が変化したなか、世界ランク1位をキープする形になり、米国テニス記者らが疑問を投稿。オーストラリアでは「大坂なおみが優勝したのにバーティが世界トップをキープしたことで、ニセ世界NO.1のレッテルを貼られた」(ヤフー・スポーツ)などと報じられていた。

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