チャドウィック・ボーズマン 連夜の撮影に苦労も「刑事の世界に近づけた」 「21ブリッジ」インタビュー

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昨年8月に43歳の若さで逝去したチャドウィック・ボーズマン主演の映画「21ブリッジ」の公開を前に、チャドウィック・ボーズマンと共演のシエナ・ミラーのインタビュー映像が公開となった。

「21ブリッジ」は、ニューヨーク市の全⾯協⼒を得て、実際に夜間のマンハッタンで撮影された。撮影を振り返ったボーズマンは、「夜の撮影はすごく⼤変だった」と苦労を語る一方で、リアリティを追求したシチュエーションが、演じる上で役⽴ったという。「夜通し起きて1ヶ⽉半とか夜の撮影を続けていくと、刑事が⾝を置く世界に限りなく近づけるんだ」と、三⽇三晩ぶっ続けで捜査したり、危険な状況では極度の興奮状態になる事もある刑事の激務に触れながら、現実に近い興奮状態で撮影できた事を明かしている。

見どころについて聞かれたボーズマンは、「動き出したら⽌まらないアクション」と回答。「観客は驚きと興奮の渦に引き込まれる。映画の途中でトイレには⾏けないだろうな」と⾃信を見せた。対してシエナも、「とにかく驚きの連続。次々に事態が急変して何が起こるか分からない。席を⽴つのは無理。思いも寄らない展開が待ってる」と、熱く語っている。

「21ブリッジ」は、マンハッタン島で起きた8人の警察官が殺害された強盗殺人事件を追う刑事のアンドレを描いた作品。昨年8月に逝去したチャドウィック・ボーズマンの最後の劇場公開主演作となった。ボーズマンのほか、「アメリカン・スナイパー」などのシエナ・ミラーや、「セッション」でアカデミー助演男優賞を受賞したJ・K・シモンズらが出演している。

21ブリッジ
2021年4⽉9日全国ロードショー
配給:ショウゲート
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