【goo】AI技術を活用、データ分析自動化ツールを活用したサービス開発タスクフォース開始

2021年2月25日
NTTレゾナント株式会社

お知らせ

AI技術を活用、データ分析自動化ツールを活用した サービス開発タスクフォース開始

~gooの研究・開発チーム「gooLab」、データサイエンスの人財育成強化~

https://labs.goo.ne.jp/

NTTレゾナント株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:楠木 健、以下NTTレゾナント)は、日本電信電話株式会社(以下NTT)ソフトウェアイノベーションセンタが開発したデータ分析自動化技術「RakuDA®」と、「goo」やQ&Aサイト「教えて!goo」、IoTサービス「goo of thing(グーオブシングス)」などを通じて得られるデータを活用して、サービス開発を行うタスクフォースを開始したことをお知らせします。

本施策は、検索やレコメンド言語処理技術、先端の機械学習技術などの研究・開発を行ってきたチーム「gooLab(グーラボ)」に、データ分析に特化したタスクフォースを新設して実施します。NTTレゾナントは、この取り組みを通じて、データサイエンスに関するノウハウ蓄積や人財育成をさらに強化します。

1. 背景

昨今、企業におけるデータ活用は、「データの収集・蓄積」が進む一方で、具体的な効果を生み出すための高度な活用については課題が残ります。このため、NTTレゾナントでは、「goo」の検索データ、Q&Aサイト「教えて!goo」のアクセスデータ、IoTサービス「goo of things」等で得られるIoTセンサーデータ(*1)などと、データ分析自動化技術「RakuDA®」を活用して、実証実験を行うタスクフォースを開始します。

このタスクフォースを通じて、サービスから得られるユーザーデータ利活用のモデルケースとなるノウハウを蓄積し、結果を「gooLab」サイト上に公開します。また、NTTレゾナントではこれまでも多数のAIを活用したサービスの開発・プロジェクトを進めておりますが、この度、データ利活用に特化したタスクフォースを新設し、社内プロジェクトを1カ所に集めることで、社員をデータサイエンティストに育成するための実践的体制を強化します。

2. データ分析自動化技術「RakuDA®」概要

「RakuDA®」は、NTTソフトウェアイノベーションセンタが開発したデータ分析自動化技術です。「RakuDA®」を用いることで、大量のデータを元に自動的かつ効率的にさまざまな分析手法を試し、モデルの予測精度を高めることができます。これにより、データサイエンティストの試行錯誤に関わる工程の短縮と、高精度の分析モデルの構築が可能になります。

<利用イメージ>

3. サービス開発概要

4. gooLab」について

「goo」を開始した1997年以来、検索やレコメンド言語処理技術、先端の機械学習技術などの研究・開発を行ってきたチーム「gooLab」は、NTT研究所の技術活用も進めてきました。新設するデータ分析に特化したタスクフォースでは、「goo」の持つデータを活用したデータ分析を行う実証実験を行います。

【補足】

(*1) 「goo of things」では、高齢者向け見守りサービス「goo of thingsでんきゅう」専用のIoT電球のデータと、子ども向け見守りサービス「goo of thingsいまここ」専用のGPS端末データを保有しています。

※「RakuDA®」は日本電信電話株式会社の商標です。

※ 記載されている会社名、サービス名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

以上