【スキー】高梨沙羅 初の世界選手権制覇へ予選をトップ通過

高梨沙羅

ノルディックスキーの世界選手権は24日、ドイツ・オーベルストドルフで開幕し、高梨沙羅(24=クラレ)が、個人ノーマルヒル予選(ヒルサイズ=HS106メートル)に登場。103メートルを飛び、142.6点でトップ通過した。

25日に控える本戦へ期待が膨らんだ。これまで世界選手権の個人戦では、2013年の銀メダルが最高だったが、初の世界選手権制覇へ向けて直近のW杯(4戦3勝)の好調をキープ。高梨は「しっかり自分のやるべきことに集中して、結果を出せるといいなと思う」と意気込んだ。

22年北京五輪の前哨戦となる今大会で勝てば、18年平昌五輪銅メダルに続く2大会連続メダル獲得はもちろん、悲願の五輪金メダルへも大きな弾みとなりそうだ。

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