北日本の日本海側は25日（木）午後も雲が多めで、夜は再び雪の降る所がある見込み。東日本は夕方まで晴れる所が多いが、空気の乾燥した状態が続きそうだ。西日本は次第に雲が広がり、夜は九州や四国、中国地方で雨の降り出す所がある見通し。
26日（金）西日本中心に雨
26日（金）は前線の影響で、西日本は広く雨となり、海上を中心に風が強まるおそれがある。東海や関東も雲が取れにくく、日中は南岸を中心に雨の降る所がある見込み。全国的に朝の冷え込みはきょうより緩むが、日中はあまり気温が上がらず、西日本の日本海側や瀬戸内では、昼間でも吐く息が白くなる所がありそうだ。
週末の天気 南はすっきりせず
27日（土）は北日本の太平洋側や東日本で晴れる所もあるが、この方面は気温が上がりにくく、日陰に入ると風が冷たい見込み。西日本は太平洋側で雲が広がりやすく、九州を中心に遅い時間ほど天気が崩れる予想で、28日（日）にかけても同じような空模様が続く可能性がある。
3月は雨でスタートの所も
前線や湿った空気の影響で、3月1日（月）は全国的に雲が広がりやすい見込み。北日本は日中、雨や雪の降る所があり、西日本でも夕方以降、雨の降る所がありそうだ。1日（月）は気温の上がる地域が多いため、積雪の多い所ではなだれに注意が必要となる。2日（火）は全国的に天気が崩れるだけでなく、風の強まるおそれもある。また、日本海側では、急速に気温が下がる点にも注意が必要だ。 （気象予報士・高橋和也）
