蓮佛美沙子主演、アラサーのリアルな恋愛事情を描いた「理想のオトコ」がドラマ化

テレビ東京ほかでは4月7日から、ドラマParavi「理想のオトコ」(時間未定)がスタート。蓮佛美沙子が主演を務めることが分かった。

原作は「これは恋のはなし」「あのなつ。」などで知られるチカ氏の同名漫画。LINEマンガで連載がスタートし累計閲覧数は380万回を突破している人気作で、仕事に恋に、そろそろ将来を真剣に考え始めた男⼥が繰り広げる⼼の葛藤を描いた⼤⼈の恋物語だ。脚本は、ホームドラマからコメディータッチなヒューマンドラマまで幅広く執筆する小松江里子氏。監督は、映画「あのコの、トリコ。」や同系の連続ドラマ「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」などを手掛けた宮脇亮氏をはじめ、北川瞳氏、吉野主氏らが集結する。

物語の主人公は、恋愛から久しく遠ざかっている独身の美容師・小松燈子(蓮佛)。30歳を過ぎても全く男っ気がなかった燈子だが、ある日、編集者の友人から授賞式に登壇する10歳年上の漫画家・ミツヤスの身なりを整えてほしいと頼まれる。そのまま授賞式に訪れた燈子は、かつて親しくしていた高校時代の同級生・圭吾と再会。その日を境に、突然人生で一番のモテ期がやって来る。

蓮佛は「ここまでド直球な恋愛ドラマに参加するのはおそらく初めてなので、オファーをいただいた時は『役を通してどんな気持ちに巡り合えるんだろう』ととてもワクワクしました。原作や台本を読んでも、頭で考えすぎてしまって身動きが取れなくなる大人の恋愛模様がとてもリアルに、そして愛らしく描かれていて、同世代の1人として、共感したり応援したり、あっという間に読み切ってしまいました」と作品の印象を明かす。

また、演じる燈子については「表情豊かな、うそがつけない等身大の女性という印象です。立ち止まったり悩んだりしながらも、ナチュラルに自分の気持ちを大切にできる人だなと思いました。つくり込んだりはせず、現場で感じたものを大切にお芝居していけたらと思います。燈子としてのキュンとする気持ちやハラハラする感情を、視聴者の方と共有できるようにつくっていきたいです」と意気込む。

さらに、「“好き”だけでもだめ、好きじゃないのももちろんダメ。そうやって、年齢とか、立場とか、安心できる未来とか、いろんなものが頭をよぎって前に進めない大人たちの、真っすぐで自然体な恋愛ドラマです。『理想のオトコ』というタイトルの意味を、ドラマを見終わった時あらためて考えてもらえる作品になるといいなと思っています。キュンとしたりハラハラしたり落ち込んだり、燈子と一緒に楽しんでもらえますように」と視聴者へのメッセージを寄せた。

なお、Paraviでは3月31日午後9:00から独占先行配信されることも決定した。

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