栃木の山火事、5日目に 群馬でも発生、1人けが

栃木県足利市の山林火災は25日、発生5日目となったものの、延焼が続いた。避難勧告の対象は約200世帯に拡大し、ヘリコプターによる散水と地上での放水が行われた。政府は25日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。一方、群馬県桐生市でも25日、山林が燃え、近くの男性(79)が両脚などにやけどを負った。群馬県警によると、この男性がドラム缶の中で火をたいて枯れ草を燃やし、下草に火が燃え移り広がったという。

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