【大相撲】高安 合同稽古で充実も「もっとたくさん関取が来てくれれば…」

合同稽古で汗を流した高安(左)

大相撲の合同稽古最終日が25日、東京・両国国技館の相撲教習所で行われた。小結高安(30=田子ノ浦)は関取衆と相撲を10番取って9勝1敗。自身の状態については「自分のペースで体をつくれている感じはしますね」と語った。

この日の稽古で左ヒジを痛めたように思われたが、高安は「痛めてないです。大丈夫です」と問題なしを強調。土俵では前日24日に続いて存在感を発揮し、手応えは上々で「いい稽古できましたので。焦らずにできました」と振り返った。

合同稽古は「いい稽古になります」と話す一方で「もっと関取がたくさん来てくれるといいんですけどね。ちょっと集まりが悪いかなと。できればいろんなタイプの力士とやりたいですし、お互いのためにもなると思いますから」と、今後の出席率アップを熱望した。

第1子となる頂上が誕生し、3月場所(3月14日初日、東京・両国国技館)に向けて気合が入る高安。部屋での稽古に戻るが「荒磯親方(34=元横綱稀勢の里)とやってしっかり体をつくっていきます。痛いところがないように初日を迎えたいです」と意気込んだ。

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