豚こま肉がフレンチビストロの味に!濃厚なめらかポークリエット【肉loverの感覚レシピ】

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「三度の飯より肉が好き♡」

そんな肉への熱い思いを抱える“肉食系女子”のみなさんに送る【肉loverの感覚レシピ】。自身も大の“肉lover”である、料理家・今井真実さんが、“だいたいの感覚”で作れる肉レシピをエッセイ風に綴る。

【肉loverの感覚レシピ】過去のレシピはこちら!

第7回は、ポークリエット。リエットとは、保存食として生み出されたフランスの伝統料理で、直訳すると「豚肉のかたまり」。パンやトーストに塗って食べるのが一般的だが、蒸し野菜、サラダ、パスタにも使え、長期保存もできるすぐれもの。しかも、今井さんのレシピは、豚こま肉を使い簡単にできるので、今すぐ試してみたい。

<濃厚なめらかポークリエットの作り方>

リエット、パテ、お肉好きには響くカタカナ言葉。フレンチなどお店の前菜で見かけますよね。私も大好き!パンとチーズとワインとリエット、まるで幸せな呪文みたい。

いつも、もうちょっと食べたいなあと思うから、自分でも作りたくて出来たのがこのレシピです。お鍋でどんどん材料に火を通してペーストにするだけ。あら!こんなふうに出来ちゃうの?と驚きますよ。

豚こま肉は、脂が多めのところを選んでください。豚の脂は、食感をなめらかにします。もし、脂が少ない豚こま肉しかなければ、半分の量を豚バラ肉のスライスに変更しましょう。

材料は、豚こま肉450g、玉ねぎ小1個、にんにく1かけ、タイム1枝、オリーブオイル大さじ1、塩小さじ1弱、白ワイン1カップ、水適量

鍋か深めのフライパンにオリーブオイル大さじ1を入れ、つぶしたにんにく1かけを入れます。弱火で熱し、じりじりと香りが立ったら、玉ねぎのスライスを入れます。

玉ねぎを炒め、ふちに透明感が出たら、豚こま450gを入れます。中火に変え、豚を焦がすように炒めていきましょう。

豚肉に火が通ったら、お塩、白ワイン、タイムを入れて、お水をひたひたに入れます。弱めの中火でこのまま15分ほど水分を飛ばすように煮詰めていきましょう。

15分後の様子です。水気を完全に飛ばすと、鍋の底に透明な脂がじわじわと浮いてきます。最後は強めの中火にして、ここまできっちりと、水分を飛ばしましょう。

タイムを取り除き、ブレンダーでお肉を潰していきます。ブレンダーがない方は、水を倍量入れて、完全にお肉がほろほろになるまで煮込んで手でほぐしても出来ますよ。

ココット型に入れて出来上がり。表面には、お鍋の底の脂をかけてください。出来てすぐ食べられますが、一晩冷蔵庫で冷やすと味がなじんで、さらにおいしいです。

お好みで胡椒を挽いても。ココットがない方は、器に盛りつけてくださいね。

バケットにたっぷり乗せて食べたら、もう至福。いつも身近な豚こま肉が、タイムと白ワインの香りでよそ行きの表情に。こんなにおいしくなるなんて。

ねっとりなめらかな食感に、濃いお肉の旨みがじんわりと溢れます。

リエットはパンにつけるのはもちろん、生野菜、蒸し野菜にたっぷり乗せてもおいしいです。

パスタのトマトソースに入れたらたちまちボロネーゼ風になりますし、コンソメのようにスープの旨みを補うものとして使っても。野菜炒めや、炒飯に入れてもコクが出ておいしいんですよ。

小分けに冷凍しておくと、とっても便利です。オシャレなのに、普段のお惣菜にも役に立つ。リエットはえらいんです。

<動画はこちら!>

今井真実(いまい・まみ)
料理家。神戸市生まれ。三度の飯より肉が好き。雑誌、web媒体、広告などでのレシピ作成、スタイリングも担当。東京都世田谷区でソーセージなどの料理教室を不定期で開催。noteで発表したカルボナーラのレシピも大きな話題に。キャンプで塊肉を焼くのが一番のストレス解消法。Twitter:@imaimamigohan

写真/今井裕治

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