阪神の超人・糸井嘉男外野手（３９）がエンジンのギアを上げてきた。
チーム最年長のベテランはキャンプ最終クール開始となった２５日から、自らの志願でチームの全体メニューにフルメニューで参加。「調整とかも言っていられない。アピール？ そうですね。自分に勝ちたい」と全体後には特打・特守と精力的に汗を流した。
これまで出場した対外試合は「指名打者」での出場だったが、今後のキャンプ地での練習試合２試合のうちいずれかで、外野守備にもつく予定だ。
調整のアクセルを一気に踏み込んだ虎の超人は「疲れた。みんなと一緒のことやろうって。（フルメニュー参加を志願して）ちょっと後悔している（笑）」と報道陣の笑いもとって、充実した表情を浮かべていた。
