「今までとは違う」新生・櫻坂46が猛烈に意識する平手友梨奈

グループを代表して任命される菅井友香

昨年10月に欅坂46から改名した櫻坂46。以前は「笑わないアイドル」として注目されていたが、グループカラーは緑から白になり、雰囲気は一新している。

櫻坂46は、スマホRPG「サマナーズウォー×櫻坂46」公式アンバサダーに就任。25日に都内で行われた就任式には、最年少の山﨑天(15)やキャプテンの菅井友香(25)らが出席した。

乃木坂46や日向坂46を加えた坂道グループを含めても最年少の山崎は「イメージカラーが白に変わり、何色にでも染まれる色。ファーストシングルでも3人がそれぞれセンターを務め、全く違う曲調だった。可能性を広げられていたらいいな」と笑顔を見せた。

菅井は「何から何まで一新されて、今までとは違う。グループの雰囲気も明るくなったな、と思う。今までとは違った表情を見せられるのでは」と吐露。さらに「今までもチームを大事にしてきたけど、櫻坂になって個人と向き合う時間も増えた。自分の強みをそれぞれ見つけて、いろんな分野で活躍できるグループになっていきたい」と意気込んだ。

ただ最もグループに〝激変〟を生んだのは、平手友梨奈(19)がグループから離れたことだ。

「昨年1月にグループから平手が電撃脱退した。平手は全シングルの表題曲はもちろん、カップリング曲でも常にセンターを務めた絶対的存在だった。それまでのイメージを脱却するのは並大抵ではなく、欅坂46から改名を選ばざるを得なかった」(音楽関係者)

菅井が「大事にしてきた」というチームとは、平手が中心としてセンターに立つグループと同意語だ。

「平手は脱退後、女優として活躍してきたが、昨年12月にソロデビュー。圧倒的な存在感とパフォーマンスで、SNSで大きな話題となっている。櫻坂46にとっては同じアーティストとして、ライバル以上の意識する存在です」(前同)

平手がいたことを感じさせなくなった時こそが、本当に改名できた瞬間なのかもしれない。

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